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交響的協奏曲 (プロコフィエフ) : ミニ英和和英辞書
交響的協奏曲 (プロコフィエフ)[こうきょうてききょうそうきょく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

交響 : [こうきょう]
 (n,vs) reverberation
: [ひびき]
  1. (io) (n) echo 2. sound 3. reverberation 4. noise 
: [まと, てき]
 【名詞】 1. mark 2. target 
: [きょう]
  1. (n-suf,n-pref) cooperation 
協奏曲 : [きょうそうきょく]
 【名詞】 1. concerto 
奏曲 : [そうきょく]
 (n) (abbr) sonata
: [きょく, くせ]
 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity

交響的協奏曲 (プロコフィエフ) : ウィキペディア日本語版
交響的協奏曲 (プロコフィエフ)[こうきょうてききょうそうきょく]

チェロと管弦楽のための交響的協奏曲 ホ短調 作品125は、セルゲイ・プロコフィエフ1951年から1952年にかけて作曲した作品で、2作目のチェロ協奏曲である。プロコフィエフはその後、『チェロ小協奏曲』の作曲にも着手したが、これは未完に終わった。
この協奏曲が『チェロ協奏曲第2番』とされなかった理由はいくつか考えられるが、最も大きなものとしては、これが『チェロ協奏曲第1番』作品58を改作したものであるという点が挙げられる。実際、楽曲の構成、主要主題は旧作と同じものによっているが、結果としては大きく異なる大曲に仕上がっている。また、管弦楽が交響的要素を強めている点も題名に反映されたと言える。
初演者であり、改作にも協力したムスティスラフ・ロストロポーヴィチに献呈されている。
== 作曲(改作)の経緯 ==
プロコフィエフは第二次世界大戦直後にすでに協奏曲第1番の改作を考えており、1947年12月にこの作品を蘇演したロストロポーヴィチに、改作の意思を表明している。この年から1949年にかけて『チェロ・ソナタ ハ長調』作品119を作曲した後、プロコフィエフは1951年から、古今のチェロ曲を研究しつつ、ロストロポーヴィチの協力を得て、協奏曲第1番の改作に着手した。1948年以降は病床にあったにもかかわらず、旺盛な創作意欲によって改作は進み、1952年1月に完成した(初演後にも一部改訂が行われている)。
初演は1952年2月18日、モスクワにおいて、ロストロポーヴィチのチェロ独奏、スヴャトスラフ・リヒテル指揮、モスクワ青年交響楽団によって行われた。リヒテルはこれが生涯でただ一度の指揮だった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「交響的協奏曲 (プロコフィエフ)」の詳細全文を読む




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